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【1999 TIGER WOODS】

  • TIGER アプローチショット
    1999タイガーウッズのカメラマンを務めました。 その時の写真と感想です。

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instagram@okatoki

D810

2014年9月 1日 (月)

D810 その後

DSC_0229

NIKON D810 + 24-70 f/2.8
f/2.8 1/80 iso800
鳴子こけしを作っている職人さん。全て手作業でボンドなど一切使いません。クビを取り付ける部分の穴を摩擦熱で広げて、その瞬間にクビをねじ込むと出来上がります。初めて見ましたがすごい技術だと思いました。
この技術を持っている職人さんは年々減少していて、最近では機械で大量生産したこけしばかりだそうです。そのためにいい職人さんが作ったこけしはオークションで高値で売買されているとのこと、コレクターは外人さんが多いそうです。

D810でいつものAモード。f/2.8でノーフラッシュあとは全てオート。全く問題なく写ります。もちろん画質も問題なし。

DSC_0227

NIKON D810 + 24-70 f/2.8
f11 1/50 iso5000

あえて絞ってiso感度を上げて撮影してみました。 f11でiso5000です。
若干(本当に若干)ノイズが出てますが、僕の使い方(特にweb)では全く問題ありません。それどころかiso5000でこの色なら非常に優秀だと思います。何度も書いてますがひと世代前のNIKON機だったらiso5000でこの茶色だらけ?のなかで裸電球では真っ黄色の絵になって、立体感とか以前の問題でボツだったと思います。その点D810は非常に優秀です。
高画素なので高感度が心配という方も多いと思いますが、僕の印象ではすごくいいと思いました。これ以上の高感度が必要か疑問です。
それにD810には内蔵フラッシュがあります。これがあるだけで旅行のスナップはとても安心です。

D810は誰でも簡単に高画質の写真がとれる。ごく普通にあたり前に撮れる。
見た目に近く撮れる。
この点で最高のカメラだと思います。風景だけじゃなくスナップにも使える高性能カメラです。
見たままを切り取りたい、旅の思い出に残したい、記録写真を撮りたい方にはお勧めできます。

D810良くも悪くも普通です。出来上がる写真も普通。
誰が撮っても普通にキレイに撮れる。

もっとアーティスティックな写真、カッコいい写真。見た目より印象を残したい。
100%成功である必要はない1枚でも最高のものがあればいい。
そんな人にはLEICAをすすめます。

誰よりも高画質、トリミング耐性を上げたい。
という方には中判をすすめます。

全てを平均よりちょっと上でまとめたいという時にD810はぴったりです。

ツアイスをつければ雰囲気はかなり変わってきます。これはD800Eで強く感じました。ただし、マニュアルになるし単焦点でかなり重くなる。スナップには向きません。

柴犬。だとおもう。

参考までに
D800E Zeiss Makro-Planar T*2/50 ZF2
f/2.0 1/250 iso200

2014年8月26日 (火)

D810 ファーストレビュー(追記)

DSC_0099

Nikon D810 + 24.0-70.0 mm f/2.8 70mm f/2.8 1/250 iso100

本当は花火の記事より先にこちらを出したかったのですが遅くなりました。

で、D810。
僕の周りではあまり評価が高くない。というよりD800Eの方が良かったという意見が多いのですが、その理由は色です。そりゃそうですね操作性はほとんど同じですから。
で、本当にD810は色乗りが悪い?軽い?のか撮ってみました。
(これはあくまで僕個人的な感想です)

上の写真は同じシーンで何枚か撮影した中で最もイメージに近かった写真を選んだのですが、かなり露出を切り詰めてます。D810で撮影するとなぜか露出オーバー気味に感じます。この点は僕の好みがアンダー目で質感重視というのもあるとおもいますが、上の写真は基準露出を-0.6に設定して、撮影時に-1ですから-1.6EVです。
それにしても石の質感や葉の1つまで細かく描写してますし背景のボケ具合もガサガサ感がなくていい感じだと思います。ただ、大いに気になる点もあるので後述します。

DSC_0078

ピントの正確さは全く問題なく、風で揺れている中でも正確でスピーディーなAFで撮影は快適、というか楽です。しかし、D4Sと”同等程度”と言われているだけあって、D4Sと”同じ”ではありません。比較すればAFスピードは落ちます。それと、AFエリアを切り替えるボタンの感触が柔らかく、D4Sのようにカチットしたクリック感が乏しいです。その辺の細かいところが意外と撮影には重要で、AFスピード以前にそこでもたつくことがありますし、細かい所まで気にして作られているという安心感が違います。実際帰宅して同じ操作をしてみたところ「やっぱりD4Sは全然違う」と感じました。あくまで1桁機と比較してのことなので、D810が悪い訳ではありませんし、報道のようなスピード重視のカメラとD810のような作品作りのカメラとは力の入れどころが違って当然です。そのへんの棲み分けは画素数を見ても明らかですよね。

DSC_0131

D810最大の魅力はその画素数なわけです。とにかくシャープ。パソコン上で横2500pixに縮小した絵を見てもシャープなのがよくわかります。この木の鳥居と背景と白がよく分離してて気持ちがいいです。透明感も感じます。

DSC_0135

花びら一枚まで正確に細かく描写されてます。僕的には色も自然で全く問題ないと思います。
ホワイトバランスはD4からD4Sへの進化で最も良くなった点だと思いますがD810のAWBもとても良いです。すべてAWBで撮影しましたが困ったことはありませんでした。

DSC_0121

色乗りが悪いという評価がありましたが、僕はあまり感じませんでした。色はとても良く再現されていると思います。当然ですがLEICA Sなどと比較してはD810が可哀想です。

ついでに言うと、シャッター感が悪くなったという意見もありましたが、僕は悪くないと感じました。D4Sのやたらと連射したくなるような官能的なシャッター感とは逆ですが、これはこれで安心して撮影できる音だと思います。じっくり撮影するための機種としての作りをしているのではないでしょうか。

DSC_0052_1

ただ、僕がD810をイマイチ押せないのは立体感が?だからです。
この雲の様子など実際に見た雲はもっと迫ってくるような迫力があったのですが、ハイライトが飛んでいる訳でもシャドーが潰れている訳でもないのに写真では平坦な感じがしますし、上の2枚の花の写真でも飛び出してくるような立体感が感じられません。1枚目の写真もあれだけ奥行きがあってボケていてもそこまで立体感が感じられないのはなぜでしょう。この辺は撮影の仕方やセッティング(アクティブDなど)でも違ってくるのかもしれませんが・・・

DSC_0579

35mmセンサー3635万画素

細かいところまで描写されているのはとても気持ちがいいですし、モニターで拡大表示してみると感動します。当然トリミング耐性も高くて良い(APS-Cクロップはとても便利)のですが、中判の高画素と比べてしまうと写真が無理しているように感じてしまうのも確かで、細かい描写はするけれど空気感や質感、立体感という写真に感動を与える部分、写真の厚みが抜けているかなという気がします。このへんはカタログスペックには現れない部分なので実際に撮影してみないと違いがわかりません。

細かい描写をすればする程立体感が出るという方もいますが僕は経験上少し違う意見です。被写体との距離に応じた適正なボケや滲み、光と陰がないと立体感や空気感はうまれないと思います。これはレンズの絞りや焦点距離によって作られるボケとは違うので、なんと表現していいのかわかりませんがそう感じます。フレアーやゴーストが全くなくなってしまうと写真がつまらなくなるのと同じようなものかもしれません。遠景やアウトフォーカス部分までがんばって解像しようとすると立体感が損なわれる気がします。反面いつも図鑑のような写真を撮りたいという方には最高の機種だと思います。

しかし、通常そんなことは関係ないとも言える訳ですし、そんなことよりはっきり写っていた方がいいというのが大半の意見なのも理解していますので、その方向ではD810はとてもよいと思います。単純に僕にはD810は写真の固さが合わないというだけのことです。

DSC_0251

この写真はミックス光源でD4S以前のNIKON機では黄色っぽいなんともおかしな色になるところでしたがこの通りです。

DSC_0564

シャープ。写ってる。とにかく写ってる。縄の細かいケバケバまで写ってるんだけど、でももうすこし立体感がんばってほしい。本当はこの綱はもっと丸くて・・・

僕の技量ではwebで使う程度の写真なら高性能なコンデジと同じような写りになりかねない難しさを感じました。腕のある方なら全然違うのかもしれません。

D800Eの時はそれほど感じなかったので解像感重視で絵作りが少し変わったのかもしれません。画質という点では間違いなくあがっている訳ですが画質と雰囲気は違いますからね。その辺のところがうまくできてるのがライカだったりツアイスだったりするのでしょうけど。

シャープであるという点以外で特によいと感じたところ

■優秀なAWB ■ISO64 ■コマンダーとしても機能する内蔵フラッシュ ■比較的小型軽量なボディー ■コンパクトな充電器 ■CF/SDが使える ■APS-Cクロップ 

D810で自分の思った雰囲気の写真が撮れるなら是非使ってみたいと思いますが、僕の技量では固く感じてしまって難しそうです。女性モデルさんも撮影してみたのですが肌の感じや髪の感じを出すのがとても難しく感じました。

ライカやツアイスが好きな方、柔らかい描写を好む方には難しいかもしれません。高解像度で柔らさや立体感を求めたら645ZやLEICA-Sあるいはそれ以上に行くしかないのではないでしょうか。だからこそ中判に価値があるとも言えるのですが。

これはあくまでファーストレビューです。今後使い込んでセッティングを変え、ツアイスを付けたりすれば180度変わる可能性もあります。それも楽しみです。

2014年8月25日 (月)

大曲 全国花火競技大会 D810 + AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

大曲2

D810 + AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED f/2.8

大曲の全国花火競技大会に行ってきました。一生に一度は見たいと言われる理由がよくわかりました。
行くまではバスで5時間かかるときいてビビってましたが本当に行ってよかったです。
この日は70万人以上の人でとにかくスケールの大きさもクオリティーも今まで見てきた花火大会とは比較になりませんでした。

大曲1

D810を持っていくのは決めていたのですが、とにかく人がすごくて桟敷席は一人0.5畳くらいのスペースしかないということで三脚は諦めて持っていきませんでした。
なので手持ち高感度撮影であとはカン頼みで多重露光をしたりしてみました。

1

三脚なしでは長時間露光というわけにはいかないので、この写真の真ん中の花火のように線が細く色も不足してしまいます。全体的に寂しい写真になってしまうので、アクティブDライティングをオンにして多重露光をしながら、F/2.8解放側で大きなボケを作って重ねてみました。
構図も露出もカンなのでこの辺が精一杯ですね・・納得いかないけど仕方ありません。

大曲5

D810を支えるとなると本格的な三脚が必要になるので、来年はライカと三脚でリベンジしたいと思います。こういう時はコンパクトで本格的な写りでマニュアル操作が感覚でできるカメラがいいですね。

2014年8月21日 (木)

ノイズの軽減

画像のノイズ処理を頼まれました。手元にはMacBookAir11inchしかないのに、それも10分くらいでできるとこまでやってくれと無茶ぶりされ、有無を言わさずRAWデータが送られてきました。

Dsc_003b

本当はすごく大きな画像なのですがそのごく一部を切り取って処理前後を比較したのが上の画像です。
もちろん左がオリジナル、右が処理後です。時間がなかったのと被写体そのものがないのでカンで処理したために質感が落ちてるかも知れませんが、ざらざら感は減っていると思います。簡単に言うと全体的にぼかしてエッジは立てるということなので、カメラでいうとモアレを軽減するためのローパスフィルターのような事をすればいいのですが、実際は照度の違う部分や色相の違うところ、素材の違うところを分けて丁寧に遣って行きます(今回はそういう点は無視!)
最近のカメラは高感度ノイズリダクションの進歩が著しく、こんな処理をする事も滅多にありませんが、ポートレートではよくやります、その場合はノイズを減らすのではなく肌を滑らかに見せるためだったり目をうるうるしているように見せるためだったりします。
今度もう少ししっかりやってレポートしたいと思います。

NIKON D810について。
D800Eがとても良かったので気になっているカメラなのですが、初期不良が多いようで敬遠してましたが、ようやく対策品が出荷されているようですね。私の周辺でも既に何人か使っているのですが、色乗りが悪いというか色が薄いという意見が多いです(もちろん露出の問題ではありません)確かにD810のレビューを掲載しているBLOGなどの写真を拝見しても色が薄く感じます。設定やレンズが原因かもしれませんが・・・
それとCAMERA RAWが新しいNEFファイルにまだうまくマッチしていないのか現像してJPEG出力すると露出が明るめになったりします。まあ、この点に関してはいろんなRAWデータがあるので現像側が慣れればいいとも言えますが、エースになる可能性があるカメラなのでいろいろと気になる点を踏まえて明日からテスト撮影してきます。
といっても2日間だけの取り説読まないぶっつけ撮影ですけど・・・操作はD4sやD800Eと同じだろうと楽観的に考えてます。